猟師が吠える! 

なぜ増えた? シカ対策の的を撃つ


猟師からみた、シカ増殖の原因とは!?

なぜ、近年シカが増えたのか。
シカ猟を続けて40年以上、シカの生態を知り尽くしている猟師の目線だからこそわかる山の実情に迫る!!

著者:山下幸利

サイズ:A5判/116ページ

定価:1029円(税込)   数量  

 高知県に生息するシカの適正規模は9,000頭だが、現在、4万6,000頭(平成20年)が生息していると推測されている。シカが増えたことで農作物にも被害が及ぶようになり、深刻化しつつある。猟師でありながら山師でもある筆者も、自分で手塩をかけて育ててきた農作物や木々がシカに食べられてしまったこともある。

 シカによる被害が拡大するにつれ、“シカ駆除”という目的で猟師に期待かかるようになった。しかし高齢化がすすみ、猟師自身の体力が落ちていることと併せ、“望まぬ猟”は負担にもなっている。動植物と人間が共生していくためには、山とどう向き合っていけば良いのだろうか。森林行政や自然環境を見続けてきた著者がその鋭い眼力で新たな可能性を示唆する。

 嶺北猟師の実猟言葉がおもしろい。

 

 

コンテンツ
・ 自然とともに諸動物共存を願う猟師たち
・ 自然への適応力がすこぶる高いシカ……猟師のシカ雑学
・ 猟師が見たシカの現状と山の姿
・ 猟師の理解のもとに根本的対策を
・ 嶺北猟師の実猟言葉伝承
・ 森林資源としてのシカ ――シカ肉料理の普及を目指して――